

長く親しくしてきた友人から、ある日突然きつい態度をとられる。
その衝撃は大きく、私が何かしたのだろうか?どうしてそんな態度を?と心がざわめき、不安や悲しみが押し寄せてくるものです。とくにアラフォーともなってくると人生経験も豊かであるがゆえに、人間関係の変化が深く胸に響きますよね。占いの世界では「揺らぎ」が起きる時は、自分の運気が新しい方向へ流れ始める前触れともいわれています。
相手が自分の態度を正しいと思い、悪びれる様子もない場合、その関係を無理に修復しようとしても、あなたの心がさらに疲弊してしまうでしょう。いつも鑑定をさせて頂いてる立場としてお伝えしたいのは相手を変えるタイミングではなく、自分の時間を取り戻すタイミングだということです。
人間関係の中で苦しさを感じる瞬間は、あなたの魂がもうその関係に留まらなくていいと知らせている時期でもあります。相手の態度が変わったのは、あなたのせいではない事が多いです。相手の内側の問題や、その人自身の周期が影響している可能性が高いのです。
それぞれに運気の波があり、人との距離感は波のように自然に寄せては返していきます。無理に距離を戻そうとすると、波に逆らう形になり、さらに心が削られてしまいます。
だからこそ今は、距離を置く勇気が大切です。
そしてその分、あなた自身の心のスペースを丁寧に育てることに意識を向けてください。朝の散歩、好きな香りのお茶、触れるだけで心が落ち着くパワーストーン、好きな本を読む時間など。小さな穏やかさが、あなたのオーラをゆっくりと整えてくれます。
こういう時は自分の中心軸を再構築する時期とも言われています。これまで他人のために頑張ってきた人ほど、大きな変化が起きた時にこそ、自分のために生きる選択を迫られているように思います。
今回の出来事は、その転換点をあなたに教えてくれているのかもしれません。
相手と今後どう付き合うかは、あなたの心が回復したあとに決めれば良いこと。今は答えを出す必要すらありません。距離が自然と縮まる時が来るかもしれませんし、そのまま別々の道を歩む方が心が軽くなる場合もあります。
大事なのは、あなたの価値は誰かの態度によって揺らぐものではないと知ることです。
どうか焦らず、ゆっくり呼吸を整えながら、自分の時間を尊重する日々を。
それが、あなたの運を再び美しく流れさせる第一歩になります。



