

このコラムは「占い師がお答えします」からご応募いただいた内容への占術師としてのお返事です。
長く積み上げてきた仕事の流れが一度崩れ、そこに新しい上司が来れば、リズムが合わないと感じるのは、あなたの器が小さいからでも、努力が足りないからでもありません。
むしろ、それだけ真面目に仕事と向き合って、仕事に取り組んできた証です。
40代という年代は、自分の仕事観や責任の取り方がしっかりと根を張る時期です。効率、配慮、部下への接し方、それぞれにこれが正しいという軸ができます。そこへ異なる価値観が強く入ってくれば、心が疲れるのは当然のことです。
あなたが感じている違和感は、ごく自然で健全な感覚だと思います。
まず覚えておいてほしいのは、分かり合えなくてもいいということ。職場の人間関係は、必ずしも心を通わせる場所ではありません。仕事が回り、責任が果たされていれば、それで十分な関係もあります。
理解しようと頑張りすぎる人ほど、傷つきやすく、疲れてしまいます。
ストレスを減らすためには、上司の言動を評価ではなく、業務連絡として受け取る意識が役に立つと思います。言い方や態度に心が揺れた時は、これはこの人の性格であって、自分の価値ではないと静かに線を引きましょう。
その境界線を持てる人は、折れづらくなります。
そして何より、あなた自身を労わってほしいのです。今日も職場に行き、理不尽を飲み込み、仕事を終えて帰ってくる、その積み重ねは、誰に見えなくても確かな強さです。弱音を吐かずに耐えていること自体が、すでに立派な努力なのです。
職場の評価や上司の機嫌が、あなたの人生の価値を決めるわけではありません。あなたには、これまで築いてきた経験と信用があり、それは簡単には揺らぎません。今は少し風向きが悪いだけ。船が揺れる時期もあれば、穏やかな海に戻る時期も必ずあります。
どうか自分が悪いのではないかと心を責めすぎないでください。
あなたは十分に誠実で、十分に頑張っていますよ。静かに、自分の仕事を守りながら進めばいい。
それだけで、運も環境も少しずつ整っていくはずですから。