あなたはこれまで、心を込めて相手に尽くしてきたのではありませんか？

相手の好きなものを覚え、体調が悪ければ自分の予定を後回しにして気遣い、仕事で疲れていると知れば励ましの言葉をかけたりと、まるで母親の様に。冷たい言葉をかけられて、怒りを覚えてもぐっと飲み込み、笑顔で接してあげる。

そんなふうに”自分のことより相手を大切にする愛し方”を続けてきてはいませんか？

こう言った愛情が十分に評価されることは少なく、むしろ「冷たい態度」や「当たり前にされる扱い」、時には「裏切り」という形で返ってきた。そして最後は浮気や心無い言葉で別れを迎え、自分の心だけがボロボロになってしまった。

そんな恋の記憶が、あなたの中にいくつも積み重なっていませんか？

けれど、あなたはダメな恋をしてきたわけではありません

まず覚えていてほしいのは、あなたがしてきた恋愛は失敗ではないということ。

愛情の世界でいうと、「尽くす愛」を知っていること自体が、すでに魂の成熟の証なのです。相手への気持ちが強すぎるあまり人への思いが自分の喜びに変わってしまっていただけなのです。

優しさや、愛を与える歓びを知っているからこそ、受け取る器のない人へ愛を与えすぎてしまったのです。

重要なのは、あなたの愛が足りなかったのではなく、相手が”愛を受け取る器”を持っていなかったということ。受け止めきれない相手に注ぎ込んだ結果、愛が空回りしてしまっただけなのです。だから「私がダメだから報われない」と自分を責める必要はありません。

また、あそこでこうしていればと反省してまた再チャレンジしてもかけとる側がそのステージにいないので、無理に頑張りすぎるのも良くないです。

我慢は美徳ではなく、自己犠牲

なのです。

あなたはこれまで、喧嘩を避けるために怒りを飲み込み、涙を隠して笑顔で過ごしてきた事もあったでしょう。でも、愛の本質は「一方的に耐えること」ではありません。真のパートナーシップは、お互いの気持ちを尊重し合う中で築かれるもの。

もし相手の言葉や態度に傷ついたなら、それを伝える勇気を持つことも本当に大事です。我慢を続ける恋は、やがて自己犠牲になり、あなた自身をすり減らしてしまいます。それは「魂が本来進むべき道から外れている」サインでもあるのです。

二人の恋を少しずつ変えていくためのヒント

• 小さな自己主張を始める
  「今日は私が行きたいお店にしよう」「私はこう思うよ」何気ない自分の思いを伝えることは、相手に”尊重すべき存在”だと気づかせる力になります。
• パワーストーンを身につける
  ローズクォーツ: 自己愛を高め、心を癒す石
  アメジスト: 冷静な判断力を与え、悪縁を遠ざける石
  この様な恋のお守りを身につけることで、「私は愛されるに値する」という感覚が心に宿るでしょう。
• 色のエネルギーを取り入れるのも有効です
  服や小物にピンクやラベンダーを取り入れると、内面が柔らかくなり、”受け取る愛”のエネルギーが増幅します。
• いつも相手にばかり予定を合わさずに自分へのご褒美の時間やを持ちましょう
  美味しいものを食べたり、行きたかった場所へ出かける、また習い事を始める、そういう自分の心を満たすことこそが、恋を楽しく続けていくためにとても重要な事なんです。自分が楽しく前向きであることが運を引き上げ、また運を引き寄せるための良い方法です。

どうか忘れないでください

あなたがこれまで与えてきた愛は、決して無駄ではありません。むしろ、それだけの愛を注げるあなただからこそ、これからの恋愛は「大切に守りたい」と心からお互いに思える人になるのです。

30代の恋愛は、まだまだアグレッシブに前を向く恋愛でいいと思います。その中で10代20代とは違う与え会う恋愛になっていけばいいのです。決して焦る必要もなく本当の愛を育てるための時間です。あなた自身が「私は幸せになる恋を選んでいい」と心に許可を与えること。

それが、新しいご縁を呼び込む最初の一歩になります。

尽くしすぎて傷ついた日々は、あなたを弱らせるためにあったのではなく、「与える愛」と「受け取る愛」のバランスを学ぶための経験でした。

これからはその学びを生かし、自分を大切にしながら、本当に心を通わせ合える相手と愛を育んでいけばいいのです。

あなたの優しさは宝物。
これからはそれを、きちんと受け止めてくれる人にだけ渡せばいいのですから。

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